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ギーをごぞんじ? クロワッサンのはなし。

 2015-06-20
こんにちは。
今回は「ギー」について。

ギーとは、無塩バターからとれる純粋な油のこと。
これがとっても美味しいことをご存知でしょうか。

バターの風味はありつつも、雑味の無いすっきりとした味。
そして、ほのかにキャラメルのような甘みを感じます。

ギーをトーストにうすくひと塗りしていただくと…
「この世にキャラメルいらないんじゃないか」と思います。

このおいしさの秘密は、ギーの作り方にあります。
無塩バターを火にかけて溶かし、表面に浮き出てくる白いクリームの泡を
じっくり、ていねいに取り除きます。
黄金色の油になって、鍋底がすこし焦げつきはじめたら火を止め、
数回こすと出来上がり。

白い乳固形物(タンパク質)や水分を取り除くので、
すっきりとした風味のオイルになるのです。
またバターの持つ糖分に火が入るので、キャラメルのような香りがするという訳です。

バターと火の関係には、こがしバターというものもありますね。
バターは焦がしてもおいし、ろ過してもおいし、という訳です。

それをダブルで味わえるのが、今店頭に出ているクロワッサンです!

ノンチルドの美味しいバターを生地に折り込み、それをじっくり焼くことで
焦がしバターのリッチな風味と香ばしさを。
さらにせっせと抽出したギーをプラスすることで、風味にまろやかさと
奥行きのある甘みを。

たまらんです。

クロワッサンをいかに美味しく、かっこ良く焼き上げるかは、
シェフの楽しみのひとつでもあるようで、これまでに複数回マイナーチェンジが
行われています。

私は美味しいバターを手のばしして折り込むという手法にチェンジした
クロワッサンに対して、「乳を感じる」という感想を述べました。
骨太(ほねぶと)で且つミルキーです。フランスっぽいクロワッサンです。

今回ギーを加えるという手法にチェンジしたクロワッサンは、バターの量は増えたのに
あっさりとして、でも香りがよくて、まろやかで、ちょっと上品だけれど、
バターの風味は損なわない、バランスのとれた、でも大人しくおさまらない、
とても美味しいクロワッサンになったと思います。

ギーは、インド発祥のアーユルヴェーダでも、油の中でももっともエネルギーに満ちている
といわれて、体の機能を整えたり、さまざまに用いられています。
さらに出来立て作り立ての食べ物にはこれもまた素晴らしいエネルギーがあると言われます。



クロワッサンが焼き上がったら、おひとついかがでしょうか?
あなたの体がエネルギーで満ちますように。

IMG_0667.jpg

きんキララー☆



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